しし座流星群

     2001年に大流星雨を降らせたあのしし座流星群から5年。
     今年はあのときの大流星雨まではならないまでも、かなりの出現があるかも、というアッシャー博士の予想が
    あって、かなりの期待を持って極大日を迎えたのだが…
     空の状態はひどく、薄雲を通して冬の星座たちを眺めるだけとなって、わずか数個の流星を目撃したのみだっ
    た。

        
               いちばんよく写った流星。オリオンの下へと飛んでいった。  
                                       2006年11月18日 4時59分   





昔の星空へ
へ戻る


メシエカタログの最初の番号をもつ“カニ星雲”はかに座ではなく、おうし座の角の先端にある。
 1059年に起こった超新星爆発のあとに残された星の残骸。これは今も膨張を続けているという。
 6500光年彼方の壮大な出来事である。

       M1 カニ星雲 (おうし座・惑星状星雲)



榛名山の向こうから見慣れたオリオンが昇ってくる。

高崎市の光に照らされた雲がやけに明るい。

それでも、地上の喧噪は空までは届くことなく、

オリオンは暗い空の中。


これから木枯らしが吹くようになると、

星の光はいっそう輝きをましてくる。



             
              水星の太陽面通過

       2006年11月9日、直径 1,392,000 km の太陽の前を、直径 4,880 km の水星が通り過ぎていった。
       巨大な太陽に比べ、水星はあまりに小さく、黒点にもひけをとるくらい。太陽の前では、水星はまるで
       小さなゴミのようにしか見えなかった。

   

7時23分06秒

8時16分54秒

9時05分46秒

11月の星空