はくちょう座にあるミラ型の長期変光星 χCyg が記録的に明るくなっているというニュースを知ったのは9月になってからだった。
8月には3等台になっていたという。変光星カタログでは変光の幅は3.3等〜14.2等であるから、最大級に明るくなったといえるのだろう。
遅ればせながら、9月の終わりになって、はくちょうの首を凝視してみた。
明るくなった χ Cyg
2006.9.27.撮影
へもどる
昔の星空へ
謎の光跡
2006年9月28日00時25分ころから約30分にわたって、くじら座のNGC596付近を撮影したところ、5分露出した各画像のすべてに数個(2〜4)の光跡が写り込んでいた。この画像は、5分露出の画像6コマを合成したもの。
平行に多数の光跡がかなりの時間差で移動していったものと思われる。
これはいったい何? 人工衛星の落下でしょうか…?
左の画像の一部を拡大したもの
⇒
後日判明! これは静止衛星。
2006年
9月の星空
M31 アンドロメダ星雲
秋の空。
夏の天の川は西へ傾き、秋の夜空は寂しい。
冬の賑やかな星達が昇ってくるまでの間、
目立たない秋の星座達が夜空の主役をつとめる。
そんな控えめな星達の中にあって、2つの銀河が眼を楽しませてくれる。
M31とM33。
銀河系から遠く離れた隣人たちである。
M33 (さんかく座)