驚きのアウトバースト!
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10月の星空 |
おひつじ座〜うお座にかけて2007.10.17.撮影 |
左の写真のガイド |
雑木林の葉が少しずつ落ちてくると、空が拡がったように見えてくる。 雑木林の下から見上げていた空がだんだんと大きく拡がってくるのだ。 けれど、その拡がった空にある秋の夜空は、ちょっとさみしい。 大きなみずがめ座が南の空にあっても、あまりに漠然としていて、ひとつひとつの星を結ぶことなど至難の業。 夏の豪快な天の川と、冬の荘厳な天の川の南側で、秋の星たちは控えめにまたたいている。 |
ふたご座に入った火星2007.10.21.撮影 |
左の写真のガイド |
赤い火星はふたご座の足下に入り込んだ。 惑星が入った星座は形が一変する。明るい惑星は、星座の主役を奪い去っていくようだ。 かろうじて1等星の地位を守っているふたご座のカストルとポルックスは、今年はすっかり脇役。 |
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最近活発な活動を見せているオリオン座流星群。 昨年は突発的な大出現をしたのに、見逃してしまって、悔しい思いをしたのだった。 今年は… といえば、やはりかなりの出現数があったよう。左の表は写真観測をしながらカウントしたもので、かなりの見逃しがあるはず。実際の出現数はもっとずっと多かったことだろう。 しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群の三大流星群に加えて、オリオン座流星群はこれから注目の流星群になるようだ。 …肝心の写真はひとつだけカスのようなのが写っただけで残念でした。 |
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9月の中秋の名月に続き、10月は栗名月・「十三夜」の月。 けれど、今年の「十三夜」の月齢は11.9。本当の月齢13になるのは翌日10月24日のことだった。 |
大アウトバースト!
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本当にびっくりした! それまで17等星だった彗星が、あっという間に2等級台の明るさになってしまったとは! 10月25日のニュースで聞いて、2等星さえよく見えない満月の空に望遠鏡を持ち出し、ファインダーでさぐると、明るい彗星が簡単に望遠鏡の視野に入ってきた。 |
2007.10.25. |
2007.10.25. |
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2007.10.28. 23:08 |
2007.10.28. 23:16 |
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2007.10.29. 23:20 |
2007.10.29. 23:10ころ撮影した数カットを合成 |
彗星はさらに拡散したもよう。 | 明るいコマの部分は核からかたよってみえているが、全体としてみると、同心円状に見えている。 |
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