6月の星空




皮肉なもので、関東地方が梅雨入りしたと発表のあった翌日、

それまでのはっきりしない空が嘘のように晴れ渡った。

南の雑木林の上にはさそり座。

そして、そのすぐ脇にアンタレスの輝きを地味に見せてしまうような木星の強烈の光。

今年のさそり座はとくに輝いて見える。



さそりの毒針から北東へ延びていく銀河の流れが夏を告げていた。
上の図の解説の図






へびつかい座の球状星団

 銀河系の円盤部を取り囲むようにして、ハローと呼ばれる部分がある。ここにあるのは球状星団と呼ばれる天体。銀河系の中心部からすこし北側に離れたへびつかい座にはこんな天体がたくさんある。
 へびつかい座の天の赤道から少し南に位置する4つの球状星団を撮影してみた。



M10



M12



M14


NGC6366






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