ケフェウスを駆け抜けていった人工衛星 |
ペルセウス座流星群の流星を眺めていると、不意に流星とは違う動く光点が現れる。 音もなく、ゆっくりと星の間をすり抜けていく光。 あるものは同じような光のまま、あるものはその明るさを変えながら。 人工衛星の出現は夜明けを教えてくれる。 地上はまだ闇でも、上空にはすでに太陽の光が差し込んでいるのだ。 流星を追いながら、明けていく空を見ていると、 過ぎ去る夏と、短い夜が無性に惜しくなる。 |
ペルセウス座流星群
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月食前夜の月 |
月食目前の月齢14の月が昇ってきた。 左側がわずかに欠けているに見えるが、ほぼまん丸。 2007.8.27. 東吾妻町萩生 |
高崎上空では雷光が光り、東の空には薄い雲。 そのわずかな隙をついて、皆既中の赤い月がぼんやりと顔を出してくれた。 2007.8.28. 東吾妻町萩生 |
皆既中の赤い色は、太陽光が地球大気をかすめていった赤い光が屈折して月を照らしているもの。 地球の影の位置により、その赤い色の強さも異なっている。 |
皆既食が終わって、部分食となった月。 地球の影が月の右側を隠している。 |
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