8月の星空



               雲間からのぞいたカシオペア


2008.8.15. 撮影



カミナリを伴った猛烈な豪雨が榛名山麓を何度も襲った8月。

雷雨が去った後も、すっきりとした晴れ間はなかなかやってはこなかった。

夜半過に期待して待っていたペルセウス座流星群も雲の上の出来事。

梅雨が終わらないのか、秋雨前線が早々とやってきたのか…。

今年の8月の晴天率は極端に低かった。

上の写真のガイド




夏の夜空の赤い星雲



    M17  (いて座・散光星雲)


 
 オメガ星雲のニックネームを持ついて座の散光星雲。ギリシャ文字の「Ω」あるいは「ω」に見立てるのはちょっと難しい?

    M16  (へび座・散開星団+散光星雲)



 へび座の尾部にある散光星雲。M17のすぐそばにあって、目で見ては散開星団だけが見えて、散光星雲は撮影してみないとわからない。


M8 (いて座・散光星雲)とM20(いて座・散光星雲)


 左の大きな散光星雲が「干潟星雲」のニックネームを持つM8。右の小さい赤と青の散光星雲が「三裂星雲」と呼ばれるM20。いずれも散光星雲の中に暗黒帯が走っていて、散光星雲にアクセントを与えている。
 このあたりは銀河の中心部に近く、この2つの散光星雲だけではなく、この写野には三列星雲の上のM21をはじめとしていくつかの散開星団も写っている。


 上の赤い星雲3カットはいずれも赤外カットフィルターをつけたままの無改造のデジタル一眼で撮影したものです。





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