2009年

1月の星空

         夜更けのオリオン


                                          2009.1.4.  東吾妻町萩生


1月。

夜更けにはすでにオリオンは西の空へ。

そのオリオンの東にはおおいぬの姿。

地平線に並ぶオリオンとおおいぬの姿を見ていると、

おおいぬに吠えられて逃げていくオリオンのようにも見えてくる。


冬の星座の終わり。

そして、東の空からは期待のルーリン彗星が昇ってくる…


上の写真のガイド







NGC2403  きりん座・系外星雲



 きりん座… とてもマイナーな星座だが、日本からはいつでも見えるはずの星座。もっとも暗い空でなければ一つの星も見えないかもしれないけれど。
 そんな星座の中に視直径が18’もある渦巻銀河があった。






    M46とM47 とも座・散開星団



 微光星の密集したM46(左)と明るい星がまばらにあるM47(右)は散開星団としては対照的な姿で見える。
 M46の中には惑星状星雲NGC2438(右の写真の矢印の先)がある。これは、散開星団の中にあるのではなく、もっと手前にあるのだとか。






    
M46の拡大


串田周期彗星  144P/


予想に反して、明るくなった串田彗星。ルーリン彗星に注目が集まる中、こちらも忘れてはいられない。

2009.1.17.  
時刻 21:08〜21:26 に撮影した6画像を合成


2009.1.21.
時刻 00:04〜00:14 に撮影した4画像を合成


2009.1.24.
時刻 20:37〜20:46 に撮影した4画像を合成




ブロートン彗星  C/2006 OF2

もう見えないかも… と思いつつも望遠鏡を向けると、まだ彗星状の姿があった。

2009.1.17.
時刻 20:44〜20:55 に撮影した4画像を合成


2009.1.24.
時刻 21:04〜21:14 に撮影した4画像を合成



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