2009
9月の星空
 
    

M22  (いて座・球状星団)


                                                     


9月の天の川は南から西へと流れの方向を変える。

天頂には夏の大三角が頑張っているのに、

天の川の一番流れの濃いいて座の南斗は夜半を過ぎる頃には早々と地平線へと沈む。

夏の星座の終わり。

例年以上に星空の見える時が少なかった今年の夏。

秋の日に、なごりの夏の星雲・星団たちを急いで見て回る。



いて座が沈むころ、

東の方からは冬のオリオンが登場。 

だが、榛名山の西麓でオリオンの姿を見つけるのはもう少し経ってからだ。






網状星雲 (NGC6992〜5 はくちょう座・超新星レムナント)


 超新星爆発の後、はくちょう座の銀河の中に拡がったと考えられている超新星残骸。 1600光年の彼方で現在も秒速100kmで広がり続けているという。



クリステンセン彗星 (C/2006 W3)


 わし座で減光中のクリステンセン彗星。9〜10等級くらいか。一応、彗星のようには見える。
 

 撮影日  2009.9.24.
 時刻    23h25m - 23h37m



 




ひさしぶりの黒点

 北半球の中緯度付近に現れた2つの黒点。小さな黒点だが、本当に久しぶりに見た。黒点がこんなにも珍しいもののように見えること自体が不思議。


    撮影日 2009年9月26日









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