2010年
11月の星空


ペルセウス座 二重星団


2010年11月3日撮影


カシオペア座が北の天高く昇っている冬の空。
カシオペアとペルセウス座の境目あたりに、肉眼でもその存在がわかる2つの星団がある。
h(エイチ)とχ(カイ)。
星団としてではなく、最初につけられたのは星としての名前だった。
夜空を散歩する人たちは、ときとして二重星団をそう呼ぶ。
星として認識されていたこの2つの星の集団を最初に星の集まりと見抜いたのは、ガリレオ・ガリレイ。
初めて望遠鏡を空に向けたガリレオは見るものすべてが新しい発見だったに違いない。

左下の星団がh(=NGC869)、右上の星団がχ(=NGC884)
さらに右上の小さな星の塊はNGC957という散開星団




ハートレイ第2周期彗星(103P/Hartley)

明るくなった周期彗星がふたご座からこいぬ座を駆け抜けていった

11月2日のハートレイ2




撮影時刻  01:33
露出時間  205秒



11月4日のハートレイ2


撮影時刻  02:10
露出時間  192秒



11月19日のハートレイ2

撮影時刻  05:00
露出時間  195秒







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