2011年
9月の星空




網状星雲 (はくちょう座・超新星レムナント)


                           2011.9.23. 榛名山西麓
2つの写野を画像処理ののちモザイク合成してみた


 見上げたはくちょう座の左の翼に網状星雲はある。
 ここにあった星の爆発とともに形成され、現在もその形を変えつつある超新星の残骸。
 5千年前とも、1万年前とも、2万年前ともいわれるその生成のとき、地球上には人類がいた。
 この壮大な爆発を見たのは縄文人だったのか、それとも旧石器時代の人類だったのか…?
 オリオン座のベテルギュウスが大爆発をしたのちも、おそらくこんな超新星レムナントが残ることだろう。
 はたして、人類はそれを見ることができるのだろうか…。
 


NGC7293  みずがめ座・惑星状星雲


2011.9.27.  榛名山西麓


 らせん星雲として有名なNGC7293も星の最後の姿。
 はくちょう座の網状星雲と違って、こちらは穏やかな最後の姿。
 中心にある星からガスが吹き出し、リング状の鮮やかな姿を宇宙に描き出している。

 



ガラッド彗星 (C/2009 P1)

夕方、天頂から西の空へ明るいガラッド彗星が移動していった



 2011.9.21.榛名山西麓



2011.9.23.榛名山西麓




2011年9月29日の太陽


黒点群の拡大


太陽面はとても賑やかになってきた。高緯度ではオーロラも元気に光っていることでしょう。





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