2012年
2月の星空



M97(おおぐま座・惑星状星雲)とM108(おおぐま座・系外銀河)

                   2012年2月20日撮影

 左下の青い丸いぼうっとした光がM97・フクロウ星雲。青いガスの中に2つの黒いフクロウの目がある。
 右上の細長い銀河がM108。こちらは銀河系から遥か彼方4600万光年のところに輝いている。
 どちらの天体も1981年、ピエール・メシャンが発見したメシェ天体である。







 北斗七星が天高く昇る季節になった。
 その北斗七星の下にはこぐま座。
 こぐま座をガラッド彗星が奇妙な尾を引きながら駆け抜けている。
 ところが、望遠鏡の設置されたスライディングルーフからは雑木林に邪魔されてその姿を捉えることができない。それでは…、と移動用のタカハシEM10を持ちだしたら、これが不調。25年前の赤道儀は、修理のために寄居工場へ入院となった。EM10の復活は4月のことになりそうだ。
 カメラに残されたガラッド彗星の画像は見事に日周運動の光跡を引いていた。
 


 






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