2012年

3月の星空

夕空の金星・木星・月

 夕空に勢ぞろいした明るい星たち。
 上から金星・木星・月。
 翌日には金星と木星の間を月が通り抜けていくというもっと見ごたえのあるシーンが展開されたはずなのだけれど、いつもいつも、決定的なシーンには立ち会えない。
 月の下を雪雲が駆け抜けていくような冷たい日の出来事だった。












    2012.3.25.  榛名山西麓で撮影






火星の輝くしし座


                  2012.3.28. 撮影
 しし座に入り込んだ赤い火星がレグルスの横で輝いている。
 この春先は惑星たちの賑やかなシーズンとなった。


左の画像のガイド






M64 (かみのけ座・系外銀河)

NGC2903 (しし座・系外銀河)


2012.3.24. 撮影

2012.3.20. 撮影

 目玉のような黒い模様があるように見えるM64。渦巻き構造がわかるNGC2903。
 銀河の数はそれこそ星の数ほどあるけれど、違いがわかるほどに写せるのはハイアマチュアでないかぎりにはそれほど多くない。系外銀河のひとつひとつが写せるようになればどんなに楽しいことか。




ガラッド彗星 (C/2009 P1)



2012.3.25. 撮影


 大小北斗の間を行くガラッド彗星には2つの尾ができていた。
 左上に細く青白く伸びるのがTYPET・イオンの尾。右上の太い尾はTYPEU・ダストの尾。
 もう少し前には、この2つの尾が180°開いて見えていたというが、見逃した…。EM-10赤道儀が壊れたころの姿だったのだろう。その壊れたEM-10も高橋製作所の修理で無事復活 !!





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