2015年
4月の星空


おとめ座・M49付近の銀河 


2014年4月18日 榛名山西麓




 春の星空は宇宙ののぞき窓。
 冬と夏は銀河系の腕の星々を見ているの対して、春と秋の星空は腕の方向とは遠く離れた方向にあたる。
 そこにあるのは銀河系から遠く離れた別の銀河。
 銀河系と同じような星の集団がいくつもいくつも群れをなしているようにしてそこにある。
上の写真のガイド


 銀河名 分類 明るさ
M49 楕円銀河 9.1等
NGC4526 レンズ銀河 10.4等
NGC4535 渦巻銀河 10.5等
NGC4519 渦巻銀河 12.2等
NGC4488 渦巻銀河 12.8等
NGC4492 渦巻銀河 13.3等
NGC4466 渦巻銀河 14.6等
NGC4469 渦巻銀河 12.3等
UGC7596 不規則銀河 14.7等
OGCG70-87 レンズ銀河 15.7等
NGC4411A 渦巻銀河 13.5等
NGC4411B 渦巻銀河 12.9等
NGC4465 渦巻銀河 13.8等
NGC4416 渦巻銀河 12.9等
NGC4356 渦巻銀河 14.0等
IC3322 渦巻銀河 14.2等




おとめ座・M85付近の銀河


2014年4月18日 榛名山西麓




上の写真のガイド
銀河名 分類 明るさ
IC3391 渦巻銀河 14.1等
NGC4394 渦巻銀河 11.6等
M85 レンズ銀河 10.0等
IC3292 レンズ銀河 15.4等
NGC4344 レンズ銀河 13.3等
NGC4293 渦巻銀河 11.4等




M61   おとめ座 渦巻銀河


2015年4月15日  榛名山西麓


 M61は渦巻の姿をこちらに見せている“フェイスオン銀河”のひとつ。
 そして、注目はこの腕の部分である。
 1926年、1961年、1964年、1999年、2006年、2008年、と観測以来6回も超新星が発見されている。2014年にもなにか怪しい光が観測されているとか。
 超新星ハンターには目の離せない天体のようだ。




 りょうけん座の銀河・NGC4490とNGC4485


2015年4月15日 榛名山西麓


 隣り合った大小2つの銀河。
 左の大きい方がNGC4490、右の小さい方がNGC4485。
 たまたま同じ方向に見えているというわけではなく、お互いに影響を受けているような距離にあるのだという。
 小さく見えるNGC4485によってNGC4490が引きのばされているようになっているのは興味深い。



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