2015年
7月の星空


いて座の球状星団 M22


2015.7.11.  榛名山西麓



 球状星団という天体は不思議な存在だ。
 銀河系の渦巻きとは無関係のように、銀河系ハローをさまようように動いているという。
 星団を構成している星は年老いた古い星だというから、銀河系の成り立ちを教えてくれる天体なのだろう。

 銀河系の中心部に重なって見えるいて座は銀河系パルジの方向でもある。
 天の川に埋もれるようにして、散光星雲、散開星団、暗黒星雲が重なるようにしてある中、たくさんの球状星団が存在している。
 そのいて座にある球状星団の中でM22はひときわ見事だ。




いて座の球状星団 NGC6522とNGC6528


2015.7.11.  榛名山西麓


 球状星団NGC6522とNGC6528は天の川の真っただ中に並んであるのだけれど、天の川の星々に埋もれて、写真では恒星と区別がつかないようなことになってしまった。
 一応、上の画像の真ん中にNGC6522が位置している。



いて座の散光星雲 M17


2015.7.21.  榛名山西麓


 なかなか晴れない夏の夜空で、いて座が見えると、どうしても赤い散光星雲に目が行ってしまう。



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