網状星雲 … はくちょう座・超新星レムナント |
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2015.9.12. 榛名山西麓 |
ハクチョウの左の肩に広がるベール状の淡い光は大昔の超新星爆発の残骸。 超新星爆発が起こった星空の一点から、今に至る時間をかけて残骸は広がり続けてきた。 観測によれば、それは今も1秒間に100kmものスピードで拡散しているという。 爆発があったのは今から2万年前とも1万年前ともいわれる。 2万年前とすれば、最終氷期であるウルム氷期の最も寒冷な頃。 1万年前とすれば、最後の氷河期が終わった頃。 いずれにしても、間違いなく人類はそこに存在していた。 我々のご先祖様はこの超新星爆発の瞬間を見ていたのだろうか。 |
夏の大三角 西へ |
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榛名山北西麓から |
天の川の流れる夏の大三角が西へ傾くようになると、秋を感じるようになる。 真夏の8月でも、夜明け近くに、こと座が地平線近くに落ちていくと、やがて来る秋のイメージが広がっていく。 秋の虫の音が重なる牧場の草むらから、秋の星空の風景を見た。 |
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