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1877年、ミラノ天文台のジョバンニ・スキアパレリは火星の表面にいくつもの黒い溝を見た。
火星には文明を持つ異星人がいるのかもしれない−
そして、アメリカのパージバル・ローウェルは自らローウェル天文台を作り、火星に“運河”を観た…
だが、宇宙船が火星へ行くようになった現在、そこには運河も、川の流れも、そしてタコのような火星人も見つかってはいない。
スキアパレリが、そしてローウェルが見たものは何だったのか…?
いくつかの謎を投げかけ続けてきた火星は、今、さそりの頭で、瞬きもせず、赤い光を放ち続けている。
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