2016年
5月の星空


さそり座の火星と土星



2016.5.13.  高崎市倉渕町相満から





 1877年、ミラノ天文台のジョバンニ・スキアパレリは火星の表面にいくつもの黒い溝を見た。
 火星には文明を持つ異星人がいるのかもしれない−
 そして、アメリカのパージバル・ローウェルは自らローウェル天文台を作り、火星に“運河”を観た…
 だが、宇宙船が火星へ行くようになった現在、そこには運河も、川の流れも、そしてタコのような火星人も見つかってはいない。
 スキアパレリが、そしてローウェルが見たものは何だったのか…?
 いくつかの謎を投げかけ続けてきた火星は、今、さそりの頭で、瞬きもせず、赤い光を放ち続けている。

 


上の写真のガイド





 




へ戻る
昔の星空へ