2017年
12月の星空



プレアデス星団



2017.12.9.  榛名山西麓



 天の川が流れる冬の星座にはたくさんの若い散開星団がある。
 大きなもの、小さなもの、星の密集しているもの、疎らなもの、数個の星の集まりでしかないもの、星を作ったガスがまだ残っているもの…。
 次々と望遠鏡を向けていくと、これから散り散りになる星たちの塊が空のあちこちに見えてくる。 



NGC1528とNGC1491 ペルセウス座の散開星団と散光星雲


2017.12.9.  榛名山西麓
右上の星の集まりがNGC1528、左下の赤っぽいガス状の部分がNGC1491



NGC1647  おうし座 散開星団


2017.12.11.  榛名山西麓



M36  ぎょしゃ座 散開星団


2017.12.9.  榛名山西麓





PANSTARRS彗星(C/2016 R2)


2017年12月11日  おうし座・ヒアデス付近

中央付近のぼっとした天体が彗星


2017年12月26日   

尾が写った



ハインゼ彗星(C/2017 T1)

2017年12月26日 

かに座付近を高速で駆け抜けていく


 高速で移動する彗星の核を基準に8枚の画像を重ね合わせると、右上方向に尾が現れた


2017年12月26日 01:15 から 01:34 にかけて、150秒露出した8枚の画像を彗星の核を基準に加算平均で合成




活発だったふたご座流星群


驚きの大流星  2017.12.14. 00:44ころ


2017年12月13日の記録
時 刻 観測時間
(分)
ふたご群
の流星数
他の
流星数
ふたご群 HR 備考
23h35m-23h45m 10 5 1 30
23h45m-24h00m 15 8 0 32
24h00m-24h15m 15 9 1 36
24h15m-24h30m 15 8 1 32
24h30m-24h45m 15 11 1 44
24h45m-25h00m 15 5 1 20
25h00m-25h15m 15 15 1 60
25h15m-25h30m 15 12 0 48
  ガスが出る
25h45m-26h00m 15 5 1 20
26h00m-26h15m 15 10 1 40
26h15m-26h30m 15 14 1 56
26h30m-26h45m 15 6 24 少しガスが出る
26h45m-27h00m 15 5 1 20
 
27h15m-27h30m 15 14 2 56
27h30m-27h45m 15 8 1 32 気温 -6℃
27h45m-28h00m 15 2 0 8


翌日、ふたご座流星群の母天体・ファエトンも撮影しました → こちら







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