2019年
4月の星空



M87からマルカリアンの鎖にかけて


  
2019.4.27.  榛名山西麓
 画面中央よりやや左下にある銀河がM87。右上に弧状に並ぶ銀河の群れが「マルカリアンの鎖」


 − ブラックホールが撮影された −
 そんなニュースが流れてきたのは 2019年4月10日のことだった。
 ウルトラマンの星になりそこなった銀河・M87の中心部にある巨大ブラックホールが撮影されたというのである。
 ブラックホールといえば、光さえも出てこられないような超高密度の天体で、光が出てこられないのだから、その姿をとらえるのは不可能… ではなかったのだ。
 「ブラックホールシャドウ」
 公開された写真には、光の中に穴が開いているような、いかにもブラックホールです、という姿があったけれど、あれを理解するのはなかなか困難を極めるような…。
 ブラックホールの巨大な質量が作り出す重力レンズが、光の進行方向をまげて、盲点のような場所を作りだしている、という理解は正しいのだろうか…?

 






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