2022年
10月の星空




網状星雲  




 すっかり秋の気配となった10月だが、西の空にはまだ夏の名残りのはくちょう座がなかなか地平線に落ちることなく輝き続けている。
 羽根を広げて飛ぶ白鳥の姿は北から南だから、越冬地へ向けての飛行なのか…?

 その白鳥の右羽根あたりに広がる超新星残骸。
 網状星雲と名づけられた淡い光は数万年前から今も広がり続けている。
 




NGC7789  カシオペア座・散開星団


2022.10.20.  榛名山西麓


 細かく見える小さな星はすべて11等級以下…。

 だが、望遠鏡で見るNGC7789は隠れた宝石のよう。




NGC1245  ペルセウス座・散開星団


2022.10.20.  榛名山西麓


NGC7789に比べれば少し地味だけど…


ペルセウス座α星団


2022.10.20.  榛名山西麓


 ペルセウス座のα星・ミルファックの周りはたくさんの星々で賑やかだ。
 それもそのはず、ミルファックの周りの星々は散開星団としての集まりなのだ。
 おうし座の目玉のヒアデス星団よりももっとまばらに、それでいて星々はまだお互いにつながりあっている。
 オリオン座の星々のようなアソシエーションとなっていくのにかかる時間はあとどれくらなものなのだろうか。




M2  みずがめ座・球状星団 


2022.10.29.  榛名山西麓


M15  ペガスス座・球状星団


2022.10.29.  榛名山西麓


 秋の南の空に輝く球状星団2つ。
 M2からもっともっと南へたどればもう一つの球状星団M30へたどり着くのだが、こちらは南の空低く、なかなか撮影のチャンスに恵まれない。




NGC7606  みずがめ座・系外銀河 


2022.10.29.  榛名山西麓


 視直径 5.7′ほどの小さな渦巻銀河だが、その渦を巻いている様子はまだまだ撮影枚数を重ねなければ描写できないらしい。




NGC7541とNGC7537  うお座・系外銀河 


2022.10.29.  榛名山西麓


 寄り添うようにある2つの渦巻銀河。
 画像の上にあるのがNGC7541、右下にあるのがNGC7537。
 両者ともにエッジオンに近い渦巻銀河とのことだが、渦巻構造はやはりなかなかあぶり出せない。
 お互いに重力を影響しあっているペアの渦巻銀河ということなので、遠い将来には合体することもある…?




太陽を見てみた



2022.10.1.

2022.10.15.
黒点見えない!!
(ちょっとあります)


NOAA 13110

2022.10.1.
NOAA 13111

2022.10.1.


NOAA13112

2022.10.1.








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