2022年
5月の星空



M104 ソンブレロ銀河  おとめ座


2022.5.3.  撮影


 2800万光年彼方にある巨大な帽子・ソンブレロ・デ・チャロ。
 渦巻銀河のようでもあり、楕円銀河のようでもあり、そのどちらでもないような…
 M104は唯一無二のソンブレロ銀河なのだ。

 2012年、スピッツァー宇宙望遠鏡の観測から導き出された結論は
 “楕円銀河の中に円盤がおさまった構造”
 いったい、どうやって円盤が楕円銀河の中に入り込んだのか。






おとめ座のディープスカイ


M58   渦巻銀河


2022.5.28. 撮影

棒渦巻銀河とされるが、腕の部分はそう見れば見えないこともない…程度にしか




M59からM60にかけて  銀河群


2022.5.28.撮影

右上の楕円形の銀河がM59(楕円銀河・9.6等)
左の明るい丸い形の銀河がM60(円形に見えても楕円銀河・8.8等)
M60のすぐ近くの右上はNGC4647(渦巻銀河・11.9等)
中央下の方にあるのがNGC4638(レンチキュラー銀河・12.1等)   …など、

解像度を落としたHPの画像ではわからないが、ここには少なくとも14個の銀河が写りこんでいる




NGC4606とNGC4607  渦巻銀河


2022.5.28. 撮影

右側  NGC4606(渦巻銀河・12.7等)
左側  NGC4607(エッジオンの渦巻銀河・13.8等)

相互作用があるかも…? とされる2つの銀河だが、否定的な見方の方が多いよう





衝突する銀河 NGC4567とNGC4568 


2022.5.28.  撮影

右上  NGC4567 (渦巻銀河・12.6等)
左下  NGC4568  (渦巻銀河・12.5等)

衝突、合体しようとしている2つの銀河。
“シャム双生児”のニックネームは封印らしい。






りょうけん座のディープスカイ


M94   渦巻銀河


2022.5.5. 撮影


中心部は明るく、その外側が段違いに暗くなっていて、視直径は思いのほか大きい。
渦巻きの姿はなかなかあぶりだせない。
セイファート銀河 8.2等



NGC4656  “ホッケースティック”


2022.5.5. 撮影

棒渦巻銀河 11.0等

隣の銀河との相互作用で奇妙な形にねじ曲げられたのではないかという銀河。
右上にその原因となった銀河があるのだが、撮影しそこなって、画像がない!




M63  ひまわり銀河


2022.5.3.  撮影
渦巻銀河  8.6等






おおぐま座のディープスカイ

“回転花火”  M101


2022.5.3.  撮影



 

5月のあるとき、太陽を見てみた



2022.5.23.

2022.5.24



NOAA 13014,13015,13017


2022.5.23.


2022.5.24.






ちょっと近場の銀河系内も見てみた




青い馬頭星雲… にはまだ遠い IC4592


2022.5.28.  撮影


 オリオンはさそりが昇るころに、西の空に消えていく。
 オリオンの命を奪ったサソリに追われて、逃げていくのだという。サソリはオリオンの天敵。
 
 オリオン座にある馬頭星雲は有名な暗黒星雲だ。
 そして、さそり座にも隠れた馬頭星雲がある。
 しかし、こちらは淡い光をあぶりだすようにして見なければ見えない青い馬の頭。
 この程度の画像ではまだ馬の頭を想像するのは困難極まる。





へびつかい座のモヤモヤ  IC4604


2022.5.28.  撮影




NGC 6144  さそり座の球状星団  


2022.5.29.  撮影

豪華なM4がすぐそばにあるためあまり目立つたない球状星団…?





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