2025年
8月の星空




こと座のほとりを流れる天の川


2025.8.27.  榛名山西麓


 夏の大三角の一つ、こと座のベガ。
 大三角を形作るデネブとアルタイルの先頭をきって東の空から昇り、天空を駆け抜けていく。
 夏の星のように思えるけれど、空にいる時間は長く、冬には西の空に、春には東の空に、その明るい姿を見せている。
 ちょうど頭の上を通過していくようなこの星はあと12000年もすると、地球の歳差運動のために北極星の位置に変わり、本当に一年中見える星になるのだとか。
 12000年後、北極星「ベガ」を見るのはどんな生物たちなのだろう。
 





ふたたび

そろそろ還暦? の五藤光学 8cm・屈折望遠鏡を使ってみた



M57 (こと座・惑星状星雲)


2025.8.27.  榛名山西麓

 100カットを撮像して、ガイド良好なカットをコンポジット。
 中心星(15等級)の存在を確認できました。 ただ、どうしたわけか全体が緑色がかかり、星の色もバックも緑色っぽくなってしまいました。画像処理の段階で色調を整えようと試みましたが、うまくいかず、全体の彩度を落として、このような形に…



土星


2025.8.28.  榛名山西麓

 500フレームを撮像して、良好なカット50%をコンポジット。その画像を画像処理しました。
 やはり緑色がかった画像になり、画像処理の段階で色調を補正しましたが、まだちょっと緑色っぽいようです。









今年は 宇宙戦艦ヤマト 50周年記念 のアニバーサリーイヤー !!

 宇宙戦艦ヤマトの中では土星もいろいろな場面で登場した。
 なかでも最初のTVシリーズで、コスモナイト鉱石を採掘するために立ち寄った衛星タイタンで冥王星会戦で損傷した古代守の乗っていた「ゆきかぜ」が墜落しているのを発見する場面は思い出深い。リメイク版の「2199」ではタイタンではなくエンケラドスに変わったが、ストーリーの重要なポイントであることは変わらない。
 それにしても、冥王星宙域から土星の衛星まで流れつく(?) のに1年もかからないとは。どんなスピードで漂流したことか。そして、そのスピードで運よく土星の衛星に大して壊れることなく不時着できているとは! やはり奇跡の艦「ゆきかぜ」ならでは、か。




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