2025年
9月の星空




皆既中の赤い月


2025.9.8.  4:09ころ


 星の中に浮かぶ微かに赤く見える月。
 赤い月だが、一様に赤いわけではなく、やはり濃淡はある。双眼鏡で眺めてみれば、その様子はよりはっきりと見えてくる。
 ふだん意識することのない地球の影。
 月面では壮大な皆既日食が見えたことだろう。
 



皆既月食中 満月と星


2025.9.8.  3:53 ころ

皆既月食の赤い月を撮影すると空に浮かぶイクラが見えてくる



2025.9.8. 3:49ころ

中央下の赤い星のように見えるのが月





月面X


2025.9.29. 


月面V


2025.9.29.









今年は 宇宙戦艦ヤマト 50周年記念 のアニバーサリーイヤー !!





 宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルへ向かう航海で、ワープ以外の通常速度は光速の99%と設定されていた。本当に目にも止まらない速さだ。
 亜光速で運動する物体から宇宙の星を見たら、光のドップラー効果によって、前方の星の光は波長の短い青へ、後方の星の光は波長の長い赤へ、それぞれシフトしていくはず。それも可視光線の波長にとどまらずそれぞれ紫外線、赤外線の波長にまで変われば、人間の目には見えない電磁波となってしまう。
 さらに、自動車を運転するヒトの目には雨が斜め前から降って来るように見えるように、動く物体から眺める他者は前方からやって来るように見えてくる… ということで、ヤマトの艦橋から見える星は前方に集まり、前から後ろにかけて青から赤の帯のように星が色づいて見える…? 「レインボウ」ならぬ「スターボウ」という現象が見えるかもしれない ??
 なにより、亜光速で飛ぶヤマトから星を点として見るのはなかなか難しいこと…かも?
 
 上の写真のように星が横を流れていくように見える光景はまだまだ初期の加速中ってところでしょうか。

※ この写真は宇宙を飛んでいるわけではなく、ズームレンズを上に向けて撮影したところ、重力によってレンズが落ちてきて、露出中に焦点距離が変わってしまったマヌケな画像です。


ヤマトよ永遠に REBEL 3199 第4章 水色の乙女(サーシャ)
10月10日 上映開始!






へ戻る
昔の星空へ